オータクロアの買取相場が上昇中!“バーキンに似たバッグ”なだけじゃない特徴や人気の理由

公開日:2021/11/20

エルメスの「オータクロア(Haut a Courroie)」は、馬具用品のメーカーとしてスタートしたエルメスの初期から作られている歴史あるモデルの一つです。

フォルムが“バーキン”と似ていることで混同される場合もありますが、実はオータクロアの方が古くから展開されています。

近年ではSNSなどの普及によってオータクロアの知名度も上がり、入手困難なバッグにもなっています。

数年前は“バーキンに似ているけどオータクロアは安く購入できる”といった微妙な位置づけでしたが、ここ一年間で大幅に中古相場も上昇しています。

ここではオータクロアの特徴や、買取で高値が付きやすい傾向などを解説しています。

オータクロアとは

オータクロアはバーキンと非常によく似た形状で知られるバッグです。

エルメスに詳しい人でないと、パッと見ただけでは判別が難しいほど、ほぼバーキンと同じ形であることが一番の特徴です。

バーキンよりも歴史が古い

オータクロアが発表されたのは1892年とかなり歴史が深いです。

近年はファッションアイテムがメインのブランドとなったエルメスですが、元々は馬具工房としてスタートしました。

オータクロアは初期の製品の一つで、元々は馬の鞍を入れるためのバッグとして作られたものです。

その後100年ほど経過し、1981年にオータクロアを元にファッション用バッグとして登場したのが有名な「バーキン」です。

現在ではバーキンとオータクロア、どちらも製造されていますが、オータクロアの方が圧倒的に流通数が少ない傾向にあります。

バーキンと異なる箇所

オータクロアとバーキンは非常によく似たバッグですが、ポイントで違いがあります。

見た目の大きな違いは以下の二つです。

  • バーキンよりも縦長のフォルム
  • ベルト金具部分の形状

縦に長いフォルム

もっとも大きな違いは形が縦長なことです。

バーキンはハンドバッグとして使い勝手の良いサイズでデザインされていますが、オータクロアは鞍がすっぽり収まるようにデザインされているためか縦長のフォルムになっています。

バーキンを縦に引き伸ばしたようなデザインであることがオータクロアの特徴で、バーキンをさらに大きくしたような印象を受けます。

金具の形状

金具の形状も少し異なります。

まず中央のカデナを通す部分の形状が、バーキンは丸いのに対してオータクロアはやや四角くなっています。

反対にベルトを通す部分は、バーキンは四角いのに対して、オータクロアはやや丸みがあります。

サイズ展開

オータクロアのサイズ展開は以下となっております。

  • オータクロア28(W28×H24×D14)
  • オータクロア32(W32×H26×D16)
  • オータクロア36(W36×H32×D19)
  • オータクロア40(W40×H35×D22)
  • オータクロア50(W50×H41×D26)
  • オータクロア60(W60×H48×D28)

数が少ないため省きましたが、上記に加えて45サイズ、55サイズなども存在します。

バーキンと比較すると、大型のサイズのモデルが多い傾向にあります。

特にオータクロアは60サイズまで展開していて(バーキンは最大55サイズまで)、40以上のサイズがかなり多いです。

オータクロアの買取相場が高騰している理由

以前までオータクロアはあまり高くお買取できる商品ではありませんでした。

同じような色素材だという前提でも、オータクロアはバーキンの半分くらいの買取相場となっていました。

ですが、ここ一年くらいでオータクロアの人気はかなり高まり、バーキンと同じくらい高くお買取できるモデルも出てきました。


上の事例にもありますが、これらのお品物も三年前であれば、およそ半分くらいのお買取価格となっていたはずです。

相場が高騰したことで、モデルによっては中古品でも100万円前後でお買取できるケースもあります。

メンズ需要が高まっている

オータクロアの特徴としては、メンズ需要が高いことです。

特に40以上のサイズ展開が多いオータクロアは、女性が普段使いするには大きくて重いです。旅行バッグとしてしか需要がなかった点も、以前まで値段がつきにくかった要因の一つでした。

ですが、近年インスタグラムなどSNSの普及によって、エルメスのバッグ全般の知名度が飛躍的に高まり、バーキンに似たフォルムでかつ大型のオータクロアはメンズ向けバッグとして人気を高めました。

大型のサイズが人気

オータクロアでもっとも高値が付きやすいサイズは、男性が普段使いするのにもっとも適しているとされている「オータクロア40」です。

通常バッグ製品であれば、近年の傾向としては小型のモデルほど高値が付きやすい傾向にありますが、メンズ需要の高いオータクロアに限っては大型のモデルの方が人気があります。

反対に女性向けの28、32、36サイズの中では、小型のモデルの方が高値が付きやすく、この点はバーキンやケリーと同じです。

色による金額差も大きい

オータクロアが高騰している理由はメンズ需要があるからです。

そのため色の人気傾向も他のエルメスバッグと異なり、シンプルで男性でも持てる色であることが重要です。

具体的には下記のような、濃いめの色のモデルは高値が付きやすいです。

  • ブラック
  • エタン
  • エトゥープ
  • グラファイト
  • ブルーアンクル
  • ブルーニュイ

他のバッグであれば高値が付きやすい「ゴールド」「クレ」などは、オータクロア ではあまり高値が付かないため注意しましょう。

定価以上で売れるのか

オータクロアは正規店で購入するのは、かなり難しい部類です。そもそも製造数が少ない上に、近年では36サイズ以下のモデルはほぼ製造されていません。

現在では、バーキンやケリーに続き、コンスタンスと同程度の入手難易度とされています。

定価が高いためほとんどの場合は定価以下の買取価格

オータクロア(トゴ素材)の参考定価は以下です。

サイズ 定価(税込)
オータクロア40 1,793,000円
オータクロア50 1,892,000円

このようにオータクロアは定価が非常に高額なため、新品でも買取価格は定価以下となってしまうケースがほとんどです。

10年以上前に購入したものを、未使用のまま保管していたなどの場合には、定価以上でお買取できる場合がありますが、新作で出ている品に関しては、ほとんどが定価以下でのご提示となります。

新品のオータクロアの買取相場は素材にもよりますが、大まかに130万円-160万円前後が目安となります。

ブラックやエトゥープならチャンスあり

もっとも人気どころの「ブラック」「エトゥープ」であれば、定価とほぼ同じ金額くらいの水準でのお買取は可能な場合もあります。

定価以上で売却できるチャンスはあるものの、買取価格の上限は200万円ほどで定価を大きく上回ることはありません。

メンズ需要が高まっていて製造が少ない分、入手しづらいバッグではあるものの、中古市場においてはやはり女性向けのバーキンやケリーの方が高値が付きやすいと言えます。

まとめ

オータクロアはかなり昔からエルメスでラインナップされていたモデルにもかかわらず、人気が出たのは最近です。

近年では男性にも持てる大型のサイズでの展開がメインとなっていて、オータクロアという名前もかなり認知されつつあります。

それによって中古品の買取相場も大幅に上昇しているため、以前よりも高値でお買取できるようになりました。

家に眠っているオータクロアの売却を検討される場合には、是非お気軽にご相談ください。

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