エルメスの「ケリードール」の価格が急騰!具体的な買取価格を徹底解説

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HERMES(エルメス)の「ケリードール」は文字通りケリー型の人形です。

2000年を記念して限定生産されたこのモデルは、エルメスの中でもトップクラスに入手困難なお宝として高値で取引されています。

特にここ数年は流通数も減ってきていて、市場価格が急激に高騰しています。

ここではケリードールの現在の買取相場や査定のポイントなどを詳しく解説しています。

ファーストクラスではエルメスのバーキンやケリーをはじめ、高価で珍しい品物を多数お買取させていただいております。

FIRSTCLASS-ファーストクラス-のケリー買取

ケリードールとは

プレミア価値が非常に高いケリードール
プレミア価値が非常に高いケリードール

ケリードールは定番バッグ“ケリー”をモチーフとしたアイテムです。

小さいサイズのケリーバッグに目や口、腕や足といったパーツがついたマスコットのようなデザインとなっています。

小型のバッグとしても使用できる他には、バッグにつけるチャームとしても使用できます。

ケリードールの由来

ケリードールは文字通りエルメスの人気モデルである「Kelly(ケリー)」をモチーフにした「人形(Doll)」となっています。

またフランス語では似た発音の“quelle idole(和訳:なんてアイドル)”も由来の一つともされています。

2000年にミレニアム記念で限定販売

2000年に限定生産されたケリードール
2000年に限定生産されたケリードール

ケリードールは西暦2000年を祝うミレニアム記念として初めて販売されました。

非常にキャッチーなデザインのコレクション品として、エルメスファンの間では発売前から話題となり、発売当時の定価は40万円ほどでしたが全てVIP顧客のみで完売といった人気ぶりでした。

その後は限りなく少数で生産されていて、2015年にシンガポール建国50周年を記念するモデルとしてシンガポールをイメージする様々なデザインのケリードールも販売されています。

こちらは2000年に販売された「ヴォーガリバー(牛皮革)」を使用したものではなく、エキゾチックレザーや特別な刺繍など特別なデザインの品が多く生産されました。極めて少数の生産だったためか、市場にはほとんど流通していません。

現在はパーソナルオーダー品のみ生産され続けている

ケリードールは現在パーソナルオーダー品のみ生産されています。

いずれにせよパーソナルオーダー品のケリードールを購入するハードルも極めて高く、バーキンやケリーのクロコモデルよりも入手するのは難しいかと思います。

製造年が新しいケリードールは色や素材のバリエーションも豊富ですが、二次流通の市場では1,000万円以上の値段が付けられている品物も多く非常に高額となっています。

入手困難なプレミアモデル

市場の流通数としては2000年前後に発売された品物がもっとも多く流通しています。

ただし20年以上前のモデルですので、年々数は減少傾向にあります。

正規店での購入もかなりハードルが高いことから、今では高額なプレミア価格で購入する意外では入手困難なプレミアモデルとなっています。

ケリードールの買取相場と人気傾向

ケリードールの買取相場はここ二年間で大幅に上昇しています。

エルメスのバーキンやケリーに関しても、同様に上昇していますが、元々レアなコレクターズアイテムとして知られていてかつ流通数が少なかったケリードールはかなり大幅な高騰をしています。

買取相場は300万円以上

ケリードールの買取価格の推移グラフ

色の人気によって多少差はありますが、現在では最大400万円前後でのお買取が可能です。

三年前のコロナ禍以前の相場だと150万円がお目安となっていますが、相場の上昇を受けさらに倍以上となっています。

定価のおよそ10倍以上のここまで高い買取価格が付いている品物は、エルメス製品の中でも極めて異例です。

ケリードールの色の人気傾向

パーソナルオーダー品ではない、2000年〜2010年前後で生産されたケリードールで、確認されているカラーバリエーションは以下となります。

  • オレンジ
  • ルージュアッシュ
  • ブルーフランス
  • アップルグリーン
  • ブラック
  • ダークブラウン
  • グラファイト

色によって若干買取価格が変わってきますが、いずれも大幅にプレミア価格であることに違いはありません。

定番で流通数が比較的多い「オレンジ」「ブラック」等を基準とすると、やや相場が高いのが「ブルーフランス」です。理由としては流通数が少なく希少とされているからです。

また「アップルグリーン」「グラファイト」はさらに希少となっており、買取価格は400万円以上となります。

反対に一番安くなってしまうのが「ブラウン」です。とはいえ、オレンジより30万円-50万円前後下がる程度となっており、高い水準とはなっています。

年々中古市場の流通数も減少傾向にあるため、ちょっとしたトレンドなどで色の人気は変わるため、今後は違う色が高騰するかもしれません。

近年生産された特別なモデルは500万円以上

市場に流通しているケリードールのほとんどが2000年に製造された古いモデルですが、2015年以降パーソナルオーダーで生産されたケリードールも希少ですが流通しています。

T刻印以降の品物はクロコ素材などが使われているモデルも多く、より希少なケリードールであれば500万円以上でお買取できるケースもあります。

基本的には全て一点ものとなるため、詳しい買取価格はLINEやお電話にてお気軽にご相談いただけますと幸いです。

ケリードールを売却する際の注意点

状態の評価が極めて重要
状態の評価が極めて重要

ケリードールを売却する際に注意すべき項目を解説します。買取査定の前に目を通していただけると幸いです。

箱や付属品の有無はそこまで影響しない

ケリードールは、特別査定に影響する付属品はありません。

箱や布袋など買った当初の状態で残っていることが理想的ではありますが、箱がないから大幅に減額ということはありませんのでご安心ください。

カデナなどその他の付属品もありませんので、現物だけでもしっかりお査定させていただけます。

状態によって金額が大きく左右する

ケリードールはどちらかというと実用品としてではなく、コレクターズアイテムとして人気が高いお品物となります。

そのため状態が悪い品物の場合、需要が極端に下がってしまい買取価格も大きく減少してしまいます。

しかしケリードールを普段使いしているという方は多くはいないと思いますし、使っていてもバッグチャームとしての使用等がメインだと思います。

ファーストクラスの過去にお買取させていただいたケースに関しても、状態がABランク以下となったケースはありませんでしたので、そこまで状態が悪いということも少ないかと思います。

腕の部分の針金などが折れてしまっているケースなどは、多少見られるため、そうしたポイントはマイナスのご評価となってしまいます。

また、顔や腕などのパーツが取れてしまっていたりするものに関しては、かなり大幅なマイナスとなるためご注意ください。

買取相場の変動が激しい

ケリードールは中古市場に多く流通する品物ではないため、短期間に大きく相場が変動する可能性が高いです。

ただしここ数年は右肩上がりの傾向が強いため、これから先ケリードールが大々的に入手しやすい状況とならない限り、大幅な下落はしないと予想しています。

今のようにほとんど生産されない、一部パーソナルオーダー品しか購入できない状況が続けば、流通数はどんどん減っていきさらに高騰することも考えられます。

現在の買取相場は、数年前には考えられないほど高水準となっています。

ファーストクラスでは常に国内相場だけでなく海外相場の動向も収集し、最新の買取相場でご案内しております。現状の相場動向をより詳しく知りたいという方はお気軽にお電話等いただけますと幸いです。

まとめ

ケリードールはエルメスの製品の中で、近年もっとも価格高騰しているモデルの一つです。

当時定価がご購入されている方からすると考えられないくらい高騰しております。

ファーストクラスではバーキンやケリーといったエルメス製品をメインにお取り扱いしております。

ケリードールなどの希少な品物に関しても、常に相場情報を収集し、どこよりも早く買取価格に反映させることを努めております。

お手元にご売却を検討されているお品物がある際には、ぜひお気軽にご相談ください。

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