最高峰クロコのバーキンの頂点!ダイヤモンド入りポロサスのバーキンの買取価格を解説

「最高峰クロコのバーキンの頂点!ダイヤモンド入りポロサスのバーキンの買取価格を解説」のサムネイル
記事をシェア
Xでシェア
はてなブックマークでシェア
LINEでシェア
LINEでシェア
Pocketでシェア

「HERMES(エルメス)」のバーキンクロコは最高峰のモデルとして人気が高く、中古市場でも需要の高い品です。

その中でもさらに高額でかつ希少なモデルとして、ダイヤモンドの装飾が施された品が存在します。

生産数も極めて少なく中古市場に出回る機会が少ないため、見たことすらないという方も多くいらっしゃると思います。

今回はそんな「ダイヤ入りのバーキン」の買取価格について解説していきます。

FIRSTCLASS-ファーストクラス-のバーキン買取

最高級のバーキンダイヤ入りモデル

金具がK18製でダイヤ入りの特別仕様
金具がK18製でダイヤ入りの特別仕様

ダイヤ入りのバーキンは市場にほとんど流通せず、基本的に案内制で販売されているバーキンの中でも、極めてVIP顧客のみにしか紹介されません。

そもそもお目にかかることが困難という点でも、「バーキン ヒマラヤ」と同じくらい希少価値が高い品となっています。

計5.5カラット以上のダイヤモンドを使用

クロア部分にダイヤが敷き詰められている
クロア部分にダイヤが敷き詰められている

バーキンのダイヤ入りモデルは主に正面の金具部分にダイヤモンドが施されています。

クロアを締めて見える部分全てにダイヤモンドが敷き詰められているという豪華な仕様です。

写真の「バーキン25」のケースだと、本体に4.12ct分のダイヤが使用され、カデナ部分にも1.4ct分のダイヤが使用されています。

金具部分は全てK18ホワイトゴールド製

K18を0750の刻印が施されてる
K18を0750の刻印が施されてる

通常エルメスのバッグ等の金具部分には、「真鍮(ブラス)」などの素材が用いられ、表面にパラジウム加工などが施されています。

しかしダイヤ入りバーキンに用いられる金具は、全てK18素材で作られており、ダイヤモンドだけでなく金具の使用も豪華になっています。

金具にも「750」とK18を示す刻印やシリアルナンバーが施されていて、シルバー色であればホワイトゴールド、ゴールド色ならイエローゴールドが用いられています。

最高素材ポロサスのみの展開

ダイヤ入りのモデルはクロコの中でも「ポロサス素材」のみで展開されています。

ポロサスはクロコ素材の中で、もっとも希少で高額な素材となっており、エルメスのクロコの中でも最上位でかつ生産数も少なくなっています。

より特別なダイヤ入りのモデルは、素材も最高級のポロサスしかありません。

ダイヤ入りバーキンの買取価格について

買取価格も高額となるダイヤ入りバーキン
買取価格も高額となるダイヤ入りバーキン

極めて高額なダイヤ入りのバーキンは、細かな要素で100万円単位で買取価格が変わってきます。

おおよそ買取価格の目安は「600万円〜1500万円」前後ですが、条件によって大きく変わるためご注意ください。

サイズや色によって大きく金額が異なる

バーキン25.30.35での展開が確認されている
バーキン25.30.35での展開が確認されている

通常のバーキンと同じように、サイズや色によって買取価格は大きく異なります。

トレンドによって相場は変動するため一概には言えませんが、色はシンプルでサイズが小さいモデルの方が買取価格が高い傾向にあります。

通常のバーキンであれば、サイズによる金額差も最大で100万円〜150万円ほどですが、ダイヤ入りバーキンの場合、下記のように大きな金額差となります。

  • バーキン35の買取相場:400万円〜700万円前後
  • バーキン30の買取相場:600万円〜1100万円前後
  • バーキン25の買取相場:700万円〜1400万円前後

(※中古品の目安例)

カラーに関しても、ブラックやグレー系などモノトーンカラーであれば需要が高い一方で、レッドやブルー系といったビビットなカラーは人気が下がってしまいます。

付属品の有無によっては大きく減額になるケースもある

付属品も高額なダイヤ入りバーキン
付属品も高額なダイヤ入りバーキン

ダイヤ入りのバーキンにおいては、付属品の有無が大きく査定に影響します。

特にカデナとクロシェットは、全てK18製となっているため、単体での価値が通常のバーキンよりも高いです。

欠品してしまうと100万円以上減額となってしまうこともあるためご注意ください。(中古のバーキン一個分くらいに相当すると思うと恐ろしい・・・)

通しのシリアルナンバーに注意

カデナや鍵もK18ダイヤ入りの仕様
カデナや鍵もK18ダイヤ入りの仕様

K18製の金具部分には全てシリアルナンバーの刻印が施されています。(※本体のシリアル刻印とは別です)

通しの番号が記載されており、これが一致していない場合には、オリジナルではないカスタム品や、カデナを追加で購入してあると見なす場合があります。

基本的にはあまりない事例ですが、シリアルナンバーが通しであることも重要となります。

ジュエリーボックス風の特別なボックスが付属

特別仕様の豪華な箱が付属
特別仕様の豪華な箱が付属

ダイヤ入りのバーキンはカデナやクロシェットだけでなくボックスも特別製となっています。

通常のバーキンのボックスよりもかなり大型なジュエリーボックス風の化粧箱が付属しており仕様も豪華です。そのためボックスが欠品している場合にも、大きくはありませんが多少減額となる可能性がございますのでご注意ください。

近年のエルメスだと限定モデルなどの特別なバーキン、ケリーには、通常とは異なる特別仕様のボックスが付属されることも増えていますが、ダイヤ入りバーキンのボックスはそれのみに使用されるまさに特別製となっています。

サイテスや保証書が付属

特別な商品説明書も付属
特別な商品説明書も付属

本体の付属品以外にも「サイテス(輸入証明書)」、国内で購入した場合には「保証書」が付属する場合もあります。

これらも査定に影響するポイントとなっているためご注意ください。

エルメスは保証書を基本的に発行していないブランドと認知されていますが、ダイヤ入りバーキンのような極めて特別な品には、商品情報を記載した保証書が付属します。

状態による金額差も大きい

ダイヤ入りのバーキンは確認できる範囲で2000年前後から生産されており、直近の製造刻印の品も確認できていることから、意外にも長きにわたって販売されています。

そのため製造年の新しさなども買取価格に大きく影響します。

特にポロサス素材は経年劣化の影響を受けやすく、保管場所によっては表面にシミが発生したり、進行するとベタつきが発生することもあります。

またクロコ素材は全般焼けに弱く、あまり普段使いしていないような品物でも、古い品物は表面が色焼けして変色するケースも多いです。

当然新しめの製造の品であればあるほど状態は良好であるケースが多いですが、製造している期間が長いため、必ずしも状態が良い品ばかりとは限りません。

状態によっても平気で500万円以上金額差が生まれることがあります。

定価以上でのお買取が可能か否か

ダイヤ入りバーキンの定価は、現在おおよそ2000万円程度だと言われています。(※これに関しては正確なソースがなく申し訳ございません)

そのため中古品の場合、定価以上でのお買取は難しいというのが正直なところです。

現在の相場だと、エキゾチックレザーなど高価格帯のバーキンでかつ定価以上でお買取できるモデルは以下のモデルとなります。

  • バーキン25 リザード素材(オンブレ含む)
  • バーキン25or30 ニロティカス ヒマラヤ

パーソナルオーダー品など、一部珍しいモデルであれば上記以外で可能なケースもありますが、高価格帯のバーキンで定価以上でのお買取は難しい現状にあります。

ただしダイヤ入りモデルはその中でも極めて希少価値が高いバーキンとなるため、昔に購入したモデルでかつ状態が良い場合には、当時の定価を上回る金額提示も十分可能となっており、かなり価値を保っているモデルであることは間違いありません。

世界的に見ても流通数が少ないため、相場変動もかなり激しい部類となります。

一つ売れればそれが相場になるといっても過言ではないほどですので、今後さらに相場が高騰していることも十分考えられます。

まとめ

今回は非常に希少価値の高い「ダイヤ入りバーキン」の買取価格について解説しました。

数あるバーキンのモデルの中でもトップに位置づけられる品物となっており、単体での買取価格も極めて高額となります。

いつもこうした貴重なお品物をファーストクラスでお取り扱いさせていただき感謝しております。

ご売却を検討されている方や、売ったらいくらくらいになるのか知りたいという方は、是非お電話やLINEにてお気軽にご相談いただけますと幸いです。

記事をシェア
Xでシェア
はてなブックマークでシェア
LINEでシェア
LINEでシェア
Pocketでシェア

この記事を監修した人

小林嶺

代表取締役

小林嶺