限定モデル「バーキン30無秩序」の買取価格はいくら?他のバーキンと異なるポイントを徹底解説

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「HERMES(エルメス)」の2022年AWコレクションにて発表された「バーキン30無秩序」は、通常のバーキンと異なりアシンメトリーで変わったフォルムから人気が高いです。

生産数も少なく希少性が高いため、二次流通市場でも高値で取引されています。

今回バーキン無秩序の特徴や、買取相場について解説しています。

まだまだ流通数が少ない希少なアイテムとなっているため、気になっている方はぜひチェックしていただけると幸いです。

FIRSTCLASS-ファーストクラス-のバーキン買取

アシンメトリーなデザインが特徴的な無秩序シリーズ

2022年に発表された「無秩序(フランス名称だと:Disordel)」シリーズは、エルメスの様々なバッグを、アシンメトリーなデザインに再構築したものです。

元のデザインは踏襲しつつも、今まで想像していないような、変形フォルムがSNSなどを中心に話題となりました。

現在、中古市場において下記のモデルが確認されています。

  • バーキン無秩序
  • ケリー無秩序
  • ボリード無秩序

いずれも、エルメスの中でも極めて人気な定番モデルでのみ展開されています。

無秩序というコンセプトで、従来モデルとは異なる仕様となっているのが特徴です。

バーキン無秩序の特徴

バーキン無秩序の正面
バーキン無秩序の正面

正面を見ると、大まかなフォルムはバーキンのデザインを踏襲していますが、斜めに配置されたフラップ、本来あるはずのないポケットが設置されていたり、まさに無秩序な仕様となっています。

クロア(ベルト)を通す金具部分が片一方のみ配置されており、肝心のクロアはないという面白いデザインです。

バーキン無秩序の背面
バーキン無秩序の背面

背面にもジップが付けられポケットとなっているほか、ハンドルの接合部も斜めに配置されています。

ケリー無秩序、ボリード無秩序もハンドルは斜めに配置されており、この点が無秩序シリーズのコンセプトにもなっていそうです。

バーキン無秩序の側面
バーキン無秩序の側面

ちなみに平なところに置いた時にも、やや斜めになります。正面が前屈みになるようなデザインで、倒れないか不安になりますが、一応物を入れていない時でも自立します。

バーキン30とほぼ同じサイズだが小さく感じる

バーキン無秩序の全体フォルム
バーキン無秩序の全体フォルム

サイズはバーキン30として生産されていますが、表面と背面で若干だけ横幅サイズが異なり(正面側の方がサイズが小さい)、通常のバーキン30よりも少しだけ小さい印象を受けます。

バーキン無秩序の底面
バーキン無秩序の底面

通常のバーキンはふっくらとした重量感がある仕様ですが、バーキン無秩序は底面も薄く、かなりスリムな作りとなっています。

バーキン25と比較すると、流石に大きいですが、通常のバーキン30よりは気持ち小さめとなっています。

左右非対称な作りが特徴的
左右非対称な作りが特徴的

上から見ても、左右非対称なデザインであることがわかるかと思います。

かなり変則的な仕様ではありますが、さすがエルメスという品質を所々に感じます。ただし使い勝手よりはデザイン性を重視したバッグであることは間違いないかと。

細かな仕様について

金具の形状や場所も異なる
金具の形状や場所も異なる

金具の仕様については、通常のバーキンは正面についているため、バッグの内側部分には干渉しない作りとなっていますが、バーキン無秩序は背面に金具がついています。

ここはかなり大きな違いの一つで、通常のバーキンに慣れている方は違和感があると思います。

バーキンはフラップを開いたままにして持たれる方が多いと思いますが、その際にはやや干渉してきそうな気がします。

バーキン無秩序のカデナとクロシェット
バーキン無秩序のカデナとクロシェット

カデナとクロシェットに関しては、大きな違いはありませんが、クロシェットの開閉部分が通常よりもふっくらとしています。

それ以外はほとんど同じといってよいと思います。

レアアイテムにのみ付属するスペシャルボックス
レアアイテムにのみ付属するスペシャルボックス

箱は豪華なスペシャルボックスが付属します。保存袋のエルメスのロゴもネイビーの仕様となっています。

元々はダイヤ入りK18金具のバーキンなどに見られた箱のスペシャル仕様ですが、近年は「特別なバーキンやケリー(バーキンセリエフォーブル、バーキン・ケリーピクニック、バーキン・ケリーインアンドアウト、ケリーパデットなど)」において、このスペシャルボックスが用いられています。

限定アイテムとなることが予想される

過去コレクションとして登場したバーキンは多くが限定生産となる傾向にあります。

バーキン無秩序においても、同様に今期のみの生産となる可能性が非常に高いかと思います。

現状ですと、中古市場の流通数もかなり少なく、国外の市場においても、そこまで数が出ていない状況となっており、いずれにせよプレミア価値の高いバーキンとなることが予想されます。

バーキン無秩序の買取価格

バーキン無秩序の買取価格に関してご紹介しています。

現在、かなり市場流通数が少ないアイテムのため、今後大きく相場が変動する可能性も高いです。※情報は随時追記させていただきます

定価以上でのお買取が可能

バーキン無秩序の買取相場はおよそ「350万円-400万円前後」となっています。

バーキン無秩序の定価は「2,255,000円」となっており、現在定価以上の金額でのお買取が可能です。

ケリー無秩序(定価:1,892,000円)、ボリード無秩序(定価:1,031,800円)となっており、ボリードはそこまでプレミアがついていませんが、ケリー無秩序は買取相場が300万円以上と、バーキンと並び大幅なプレミアがついています。

人気と高価買取の傾向

バーキン無秩序の買取においても、通常のバーキンと同じく本体カラーによって金額差が出ます。

現在確認されているカラーバリエーションは「ブラック(ノワール)」「エトゥープ」「ゴールド」「ネイビー」となっており、いずれも人気の高いカラーではありますが、ブラックやエトゥープのアイテムの方がより高値でお買取することが可能です。

金具もゴールドとシルバーで展開されていますが、その点はさほど大きな金額差にならない傾向です。

コレクション性の高いアイテムのため、一般的なバーキンよりも傷や汚れなどの状態による金額差が、今後はより大きくなっていくことも予想されます。

今後のご売却を検討されている場合には、保管環境には気を遣っていただくことをおすすめいたします。

まとめ

今回は「バーキン30無秩序」について、概要や詳しいデザイン、そして買取にまつわることを解説しました。

今後、さらに市場に流通していくことが考えられますが、無秩序シリーズはかなり生産数が少ないようです。

一番数が多いことが予想される「ボリード無秩序」でさえ、いつもの限定系アイテムよりもかなり流通数が少ない傾向にあります。

バーキンの限定アイテムは、ほとんどがプレミア化しているため、バーキン無秩序も数年後にはさらに相場が高騰していることも考えられます。

ファーストクラスでは通常のバーキンだけでなく、珍しいバーキンも最新の買取相場でご案内しています。

お手元にご売却を検討されるバーキンがある方は、是非LINEやお電話にてお気軽にご相談ください。

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