定番バーキン30の買取傾向

バーキンは「25cm」「30cm」「35cm」の三種をメインにサイズが展開されていて、数は少ないですが大型の旅行用やメンズ向けモデルとして「40cm」「45cm」「50cm」、珍しい限定品として「タイニー」「ショルダーバーキン」などがあります。

バーキン30は定番サイズとしてもっとも多く生産されているバーキンです。

バーキンの歴史は1984年に35cmサイズからスタートし、その後まもなく一般的にも使い勝手の良い30cmサイズが登場したことで広く普及しました。

2004年頃に小型の25cmサイズが登場し人気となっていますが、今でも使いやすい定番サイズとしてバーキン30は人気が高いです。

バーキン25に次ぐ高価買取が可能

近年は小型のバーキンの人気が高く「バーキン25」が中古市場では、もっとも需要が高いモデルとなっております。

小型のサイズであればあるほど定価も安いため、バーキンは小さいサイズの方がリセールバリューが高い傾向にあります。

そのため、現在はバーキン25の次に高値がつきやすいモデルとなっています。

新品ならほとんどのアイテムが定価以上でお買取可能

2024年5月現在のバーキン30の定価は以下となっています。

現状バーキン30新品は、多くのモデルが定価以上でお買取することが可能です。

定価を割ってしまう可能性がある品物は以下のポイントとなります。

もっとも人気の高い「バーキン30（ブラック・トゴ）新品」などのモデルは、買取価格が260万円前後とかなり高額となっており、定価を大きく上回る金額でのお買取が可能です。

中古品の相場も上がっています

バーキンの買取は新品がいくらで売れるのか？という点ばかり注目されますが、新品相場が高騰していることで、中古品のバーキン30の買取価格も大きく上昇しています。

数年前はどんなに人気のカラー素材とモデルでも、古めの中古Aランク品であれば買取相場は120万円くらいが上限となっていました。

現在は中古品でも人気カラーなど需要が高いアイテムは、200万円近い金額がご提示できるケースもあります。

ここ三年間くらいで、中古品の買取相場も1.5倍くらいになっています。

具体的なバーキン30の買取価格の目安について

バーキン30の具体的な買取価格の目安を、FIRSTCLASS-ファーストクラス-の実際の買取事例を参照しながらご紹介します。

バーキンの買取事例全てご覧になられる場合は、下記のページもチェックしてみてください。

>>バーキンの買取価格を調べる

買取価格が高い定番色について

バーキン30の中でも、モノトーンカラーの定番色は買取相場が高いです。

これらの色は常に需要が高く、安定して高い相場を保っている傾向にあります。

少し年代が古い場合でも、状態がABランク以上でご評価できるお品物の場合には、当時定価を上回る可能性も高いです。

C刻印（2018年）以降のアイテムであれば、Aランク品で200万円前後がお買取価格の目安となります。

ゴールドやネイビー系のカラーも人気

上記以外のカラーでも「ゴールド」や、ネイビー系のカラーなどシックな色味のアイテムは中古市場で人気が高いです。

定番色に「トゴ」もしくは「トリヨンクレマンス」の組み合わせで、かつ状態がABランク以上であれば、買取価格150万円以上がおおよその目安です。

ブルーやレッドなど鮮やか系カラーは相場が下がる

ビビット系のカラーは買取相場がやや下がってしまいます。

鮮やかなカラーのバーキン30は、比較的状態が良いABランク以上の場合でも買取価格は110万円前後が目安となります。

Aランク以上であれば130万円ほどがおおよその目安です。

全体的に定番色と比較し、需要が下がってくるため、状態のランクも金額に大きく影響します。

Bランク以下のご評価となるアイテムで素材がスイフトやエプソンなどの場合、買取価格が80万円以下となることもあります。

定番系の人気カラーと鮮やかなカラーだと、大体30万円くらい買取価格が変わってくると思っていただいた良いかと思います。

古いモデルはやや値段が付きづらい

バーキンは製造が古くなればなるほど、買取相場が下がります。

特に下記の素材のモデルは現在ではほとんど生産されておらず、現行素材と比較すると、買取価格がかなり下がってしまう傾向にあります。

ただし、これらの素材のアイテムでも比較的状態が良い品物は、希少価値も高く相場も高いです。

古いバーキンは比較的ブラックやゴールドといった定番カラーの品物も多く、年代は古くても鮮やかなカラーのバーキンよりも高くご評価できるケースも増えています。

製造が古いと、状態が悪い分にはかなりお値段がつきづらくなってしまうことは否めませんが、状態が良い品物に関しては、かなり相場も高騰している状況です。

状態の悪い場合の買取価格

FIRSTCLASS-ファーストクラス-の事例においても、バーキンで「BCランク以下のご評価」となるケースは少ないものの、かなり状態が悪い品物に関しての買取事例は上記です。

いずれも現行素材のモデルではありますが、傷や使用感が多いと、50万円〜70万円前後が現実的なラインとなります。

バーキン30は定番のサイズということもあり、バーキン35よりは買取価格が高いです。

状態の良し悪しに関しては、しっかり見極めた上で、最新の相場に基づき金額のご案内をさせていただいております。

エキゾチックレザーモデルもバーキン30は人気が高い

より高級なエキゾチックレザーモデルもバーキン30は人気が高いです。

ただエキゾチックレザーは、どうしても定価が高額で、通常のレザーモデルと比べると値落ちしてしまう傾向にはあります。

クロコやオーストリッチなどに関しても、レザーモデルと同じくシンプルなカラーの方が人気となっています。

買取価格が高い珍しいバーキン30

バーキン30の買取率について

バーキン30の現在の定価は190万円ほどです。

状態がかなり悪いバーキン30でも、買取価格が50万円を切るケースはほとんどなく、最低でも買取率30%程度と高い水準です。

それなりに綺麗に扱っていた品物であれば、確実に買取価格は100万円以上で現在の定価を基準としても50%超となります。

定価の安い時代に購入された品物であれば、使ってもほぼ損をすることなく売却することができます。

中古ブランド品バッグの平均的な買取率は10%〜20％、ルイヴィトンなどの定番モデルでも30%に達すれば、かなり高い部類です。

バーキン30のリセールバリューがいかに優れていることがわかります。

少しでも高く売るための査定ポイントを解説

バーキン30は平均買取価格でも100万円以上の高額な商品です。

買取査定においては、解説したようなカラーや素材などモデルの人気傾向のほかにも、「状態」や「付属品の有無」も金額に影響します。

少しでも高く売るために知っておくべき査定ポイントをご紹介します。

カデナとクロシェットは必ず合わせて売る

バーキンの査定に影響する付属品は「カデナ」と「クロシェット」の2点です。

これらは本体につけたままに使われる方も多いため、失くしてしまうということは少ないとは思いますが、欠品してしまうと5万円〜10万円程度の減額対象となります。

それ以外の付属品に関しては、中古品のお査定においては、FirstClass-ファーストクラス-では査定対象外としております。

保存袋がない、箱がないなどのケースでも、本体、カデナ、クロシェットがあれば、買取価格は変わらずご案内することが可能です。

少しでも汚れを取り除いてから査定に

中古バーキンの場合、状態ランクの少しの違いで10万円単位で値段が変わってきます。

査定の前に、少しでも汚れや埃などを取り除いておくことをおすすめいたします。

正直に申し上げると、手を加えたからといって査定価格が大幅に上がるということはほぼありません。

エルメス正規店の有償でのお磨きなどが査定にマイナスになることはありませんが、傷や使用感を回復することはほぼできないため、かかった金額以上の査定アップは見込めません。

また、社外での色塗り補修やハンドル交換などは、大幅に査定が下がってしまう可能性が高く、修理が必要な場合でも、現状のままでのお査定させていただく方が高くご評価できます。

相場の最新情報を把握する

バーキンは国内だけでなく海外での人気も大きく相場に影響し、金額の変動が激しいという特徴があります。

特に流行りの色、トレンドは移り変わりは激しく、少しでも高く売るためには現在の相場感を把握することも重要です。

買取価格が100万円以上のバーキンは、短期間の相場変動で買取価格が10万円以上変わることも珍しくありません。

まとめ

現在の相場状況においてバーキン30は、バーキン25に次いで高くお買取できるモデルです。

リセールバリューはかなり高く、古くからの定番サイズであるため、バーキン自体の人気が下がらない限り、大幅な下落も起こりにくいアイテムです。

FIRSTCLASS-ファーストクラス-では常に国内だけでなく、海外市況に合わせた最適な買取価格でご案内しております。

お手元のバーキンのより具体的な買取価格の目安や、現在の相場情報を知りたいといった方は、是非お気軽にLINEやお電話にてご相談いただけますと幸いです。

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