バーキン25サイズの買取価格は?中古でも定価以上!今最も相場が高い人気サイズを解説
「HEMRES(エルメス)」のバーキンは資産価値が高く、新品は定価以上でお買取することも可能です。
小型のバーキン25は正規店定価はもっとも安く設定されていますが、買取相場は一番高いサイズです。
近年相場も上昇し、中古品でも定価以上でお買取できるケースも増えています。
ここでは実際のFIRSTCLASS-ファーストクラス-の買取事例をご紹介し、バーキン25の具体的な買取価格の目安について解説しています。
バーキン25センチの買取傾向について
現在バーキン25は、バーキンでもっとも人気のサイズとなっています。
中古相場での価格高騰も激しく、新品であれば販売価格は300万円を超えるアイテムも出てきました。
それに伴い、中古品も大幅に相場が高騰しています。
定価が一番安いのに買取価格は一番高い
バーキン25の定価は現在170万円ほどです。
サイズ・素材 | 国内定価(税込) |
---|---|
バーキン25・トゴorトリヨンクレマンス | 1,738,000円 |
バーキン25・エプソン | 1,705,000円 |
バーキン25・スイフト | 1,826,000円 |
(※2024年5月現在の定価)
素材によって定価は少し変わってきますが、どの素材においても販売価格は定価以上です。
以前まで定番のバーキンといえば「バーキン30」で、もっとも高値がついていましたが、近年は全体的に小さめのバッグがトレンドとなり、定価がもっとも安いバーキン25が中古市場では一番人気があります。
色や素材問わず定価以上で買取できる可能性大
元々バーキン25は、バーキン30やバーキン35よりも生産数が少なく、需要と供給が釣り合っていない状況にありました。そうしたこともあり相場が急上昇したと考えています。
状態が「新品」であれば、色や素材に関係なく定価以下にはなりません。また、人気の高い定番アイテムの新品は300万円以上でのお買取も可能です。
ブラックやグレー系の定番色の人気が高い
バーキンは色によって買取価格が大きく変わります。定番色や新色といった人気カラーであるほど買取価格も高いです。
- ブラック
- エトゥープ
- ゴールド
- エタン
上記は定番色として人気が高く、他の色と比較し、より高値でのお買取が可能です。
その中でも一番高値がつきやすいのは「ブラック」「エトゥープ」となります。
相場が高いトレンドカラー
現在はホワイト系の色も人気が高く「クレ」「ベトン」「ナタ」「グリパール」なども、定番色と同じくらい相場が高いです。
また2022年新色の「グリメイヤー」「チャイ」、2023年新色「グリネヴェ」「ニューホワイト」なども、まだ中古市場には数が少なく相場が高いです。(※新色は相場が変動しやすいため売り時にご注意ください)
鮮やかなブルーやレッドはやや安め
「ブルージーン」や「ルージュアッシュ」「オレンジ」など、古くから展開されている、定番カラーの一つに数えられるものもあります。
しかしこれらは中古市場においては人気が低く、シックな色と比較すると買取価格は下がる傾向にあります。
トゴやトリヨンクレマンスは中古需要大
現行のバーキン25で用いられる素材は主に以下の四種類です。
- トゴ
- ヴォーエプソン
- ヴォースイフト
- トリヨンクレマンス
それ以外にも「トリヨンノビーヨ」「エバーカラー」「ボックスカーフ」「シェーブル」などの素材を使用したモデルも、少数ですが生産されています。
素材の中では、傷が目立ちにくく、カジュアルにも使いやすい「トゴ」「トリヨンクレマンス」の人気が高いです。
新品であればいずれの素材も定価以上でのお買取が可能ですが、中古品となると素材による人気差も広がっていきます。
人気のトゴやトリヨンクレマンスであれば高値がつきやすいですが、スイフトやエプソンのモデルはやや値落ちしてしまう傾向にあります。
2004年に初登場しヴィンテージ品がない
バーキン25は2004年に発売され、バーキンのサイズの中では最も新しく登場したモデルです。
そのため、どんなに古くても2004年製造となり、ヴィンテージと呼ばれるものはありません。
製造刻印がクロア裏(正面から見て右側ベルトの裏)にあり、アルファベットが□で囲われている場合には、2004年〜2015年頃に製造されたバーキンと判別ができます。
バーキン30やバーキン35は、30年以上前から生産されていますが、バーキン25は比較的新しめのものしかないため、買取価格が下がりづらいです。
バーキン25の買取価格の目安を解説
ファーストクラスの買取事例を参考に、具体的な中古のバーキン25の買取価格について解説していきます。
現在バーキン25の買取相場は、状態が悪い品物でも100万円を超えるケースがほとんどで、他サイズよりもダントツで高値がつきやすい状況です。
新品の場合の買取相場は250万円以上
バーキンはシリアルナンバーから製造年がすぐに判別できます。
中古市場において「製造年が新しいかどうか」が金額に大きく影響するポイントとなります。そのため、もっとも高く売るためには、新品のままご売却いただくのがベストです。
バーキン25は定価170万円ほどですが、中古市場での需要が高いため、定価を大きく上回る金額でのお買取が可能です。
定番色で人気素材のモデルや、流通数の少ない新色などであれば、300万円以上でお買取可能な場合もあります。
定番カラーの中古であれば200万円以上でのお買取も可能
上記事例のような、人気の色や素材のバーキン25であれば、中古品でも200万円以上でお買取できるケースも多いです。
買取価格200万円以上の条件として、重要なのが「製造刻印」と「状態ランク」です。
- 製造刻印:T刻印以降(2015年以降の製造)
- 状態ランク:ABランク以上(やや小傷等はあるが、全体的に美品の中古品)
これらの条件に当てはまる、人気の色や素材のバーキン25であれば、多少使っていても購入した金額以上で売れる場合も多いです。
薄いパステル系のカラーも人気が高い
定番色やモノトーン系以外でも、近年は薄めのパステル系カラー全般の人気が高いです。
- ヴェールクリケット
- ヴェールフィズ
- ブルーペール
- ブルーブリュム
- ローズサクラ
- モーヴペール
- ジョーヌプッサン
上記カラーのバーキン25は、製造刻印が新しいアイテムが多く人気もあるため、高値がつきやすいです。
状態の良いお品物であれば、中古品でも200万円に近い、定価以上の金額でのお買取が可能となっています。
やや古いモデルでも150万円前後で買取可能
□R刻印以前(2014年より前の製造刻印)のモデルを「やや古め」と定義しています。
10年以上前に購入したバーキン25においても、状態がABランク以上であれば、買取価格は150万円前後が目安となります。
やや古い品だと、色や素材による金額差が大きく、赤系や青系など鮮やかなカラーになると「120万円〜150万円前後」くらいが買取相場です。
ブラックやグレー系など人気色であれば、製造が古くとも150万円〜200万円前後でお買取が可能です。
状態がABランク以上なら定価以上でお買取可能
実際に傷や使用感が少なく、状態をABランクとご評価できる品物であれば、購入時の定価以上でのお買取が可能なケースがほとんどです。
エルメスの人気モデルはいずれもリセールバリューが高いことが知られていますが、その中でもバーキン25が極めて値落ちしづらいモデルです。
状態が悪いアイテムでも100万円以上が目安
状態がBランク以下(傷や使用感が見られる)のアイテムは、買取価格の目安は100万円前後となります。
現在の定価は170万円ほどですが、年々値上がりしていっての数値です。古くなればなるほど定価も安く、バーキン25はある程度使用感があっても、そこまで値落ちするということはありません。
サイズごとの買取価格の比較
同じ年代でサイズ以外の色や素材が同じモデルでも、バーキン25とバーキン30では30万円以上、35との比較だとそれ以上、買取価格に差が出るケースも多いです。
他サイズのバーキンと違い、中古品の流通量が少ないバーキン25は、状態が悪くても値段がつきやすい傾向にあります。
エキゾチックレザーの特別モデルもバーキン25の人気が高い
バーキンはどのアイテムにおいても、25センチサイズが一番人気です。
特にクロコ素材のバーキンなど金額が高額になればなるほど、サイズの違いによる買取価格の差も大きくなります。
中古のバーキンクロコの買取価格も、ざっくりではありますが以下のような目安となります。
- バーキン25クロコ:300万円-400万円前後
- バーキン30クロコ:250万円-300万円前後
- バーキン35クロコ:200万円-250万円前後
エキゾチックレザーのバーキンは特に数が少ないアイテムのため、今後のエルメスの生産数などにより、人気が変動する可能性があります。
もっとも人気が低いバーキン35は、生産数自体がかなり減っており、中古市場の新品流通数も激減したため、相場もやや上昇しています。
バーキン25を少しでも高く売るためのポイント
バーキン25を売却する際の注意点や、少しでも高く売るために知っておきたい査定ポイントを解説します。
具体的に金額へ影響するポイントだけをまとめています。
ゴールド金具のモデルの人気が高い
バーキンは金具の色が「シルバー(パラジウム)」と「ゴールド」の二種類あります。(※近年ローズゴールドやシャンパンゴールドなども登場していますが、括りはゴールドです)
生産数はシルバーの方が多いですが、中古市場はゴールド金具のアイテムの方がやや人気です。
元々は金具の色の違いによる金額差は5万円程度でしたが、近年は価格帯が大幅に高騰しているため、10万円以上差がつくケースも増えてきました。
定価は同じですが、ゴールド金具のモデルの方が売却時に高値がつきやすくなっています。
付属品がないと減額となります
付属品の有無はバーキンを売却する際に、査定に影響する重要な項目です。
FIRSTCLASS-ファーストクラス-では、新品以外では「箱や保存袋など」の付属品は査定対象外としております。
ただし以下の付属品の有無は、いかなる場合でも減額対象となりますのでご注意ください。
- カデナ・キー(2本)
- クロシェット
これらの付属品が欠品してしまうと、5万円〜10万円程度は買取価格から減額となります。
限定品のバーキンや、エキゾチックレザーモデルなど高価なバーキンの場合には、影響も大きくなります。
カデナとクロシェットは、ご売却時に必ずセットでお査定させていただくことをおすすめします。
傷や状態によって大きく値段が変わります
バーキン25の査定において、「状態ランクのご評価」は金額に多くく影響します。
バーキンは状態が悪くても値段がつきますが、高額品のため市場での、判断基準がよりシビアな傾向にあります。
一見ほとんど傷や汚れがない状態だと感じるものでも、鑑定士から見たとき、光の加減で傷がついていたり、ハンドルの裏部分に使用感が見られたりといった、細かな項目でも10万円以上金額が変わってくることがあります。
FIRSTCLASS-ファーストクラス-では、お電話での金額目安のご案内やLINEでの簡易査定を行なっております。
状態に関しては“できるだけシビアにお伝えいただくこと”で、実際の買取価格に近しい金額をご案内することができるため、ご協力いただけますと幸いです。
まとめ
バーキン25は極めて高額な買取相場となっています。
新品であれば、どんなモデルでも定価以上でお買取できますし、製造の新しい人気の色や素材のアイテムは、中古品でも200万円以上の金額でお買取できるケースもあります。
FIRSTCLASS-ファーストクラス-では常に最新の相場をもとに、バーキン25をはじめとするエルメス製品をより専門的にお取り扱いしています。
お手元のバーキン25の売却を検討されている場合や、今の売値を知りたいという方は、お電話やLINEにてお気軽にご相談いただけますと幸いです。
この記事を監修した人
代表取締役
小林嶺