タイニーバーキンの買取価格は？限定プレミア化しているミニサイズのバーキンの買取について
「HERMES（エルメス）」のバーキンには過去の珍しいアイテムがたくさんあります。
今回ご紹介するのは「タイニーバーキン」という超小型サイズのバーキンです。
近年は生産されていない希少品で、市場では当時の定価以上のプレミア価格で流通しています。
ここではタイニーバーキンの具体的な買取価格をファーストクラスを事例を交えて解説しています。
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2011年に生産されていた限定バーキン
タイニーバーキンは2011年に発表されたモデルで、わずかな期間しか生産されていませんでした。
そのため、ほとんどが「□O刻印（2011年製造）」のアイテムで、工房の生産状況からか「□N刻印（2010年製造）」なども多少は見られますが、少なくとも近年は作られていません。
同じ年代に「タイニーケリー」も登場し、こちらもプレミア価値が高いアイテムですが、若干ではありますがタイニーバーキンの方が人気が高いです。
超小型でショルダーストラップ付きの2WAY仕様
一般的なバーキンは25cmサイズから50cmサイズまで展開されています。
タイニーバーキンはこれらよりも小さく幅14cmというかなり小型のサイズとなっています。小型の財布くらいがギリギリ入るかなりコンパクトな仕様です。
正直普段使いというには厳しいサイズ感ではありますが、バーキンの超小型モデルとあってコレクション価値が高い一品です。
サイズ以外の特徴として、2WAY用のショルダーストラップが付属しています。
ショルダーストラップを付けれるバーキンはタイニーバーキンだけとなります。
エプソンとスイフト素材で展開
素材に関しては「エプソン」「スイフト」の二種類の展開がほとんどです。
もしかするとパーソナルオーダー品などで別素材も生産はされていたかもしれませんが、少なくとも中古市場に流通しているモデルは上記二種類のどちらかがほとんどです。
どちらも発色の良い素材とされており、タイニーバーキンはブラックやゴールドといった定番カラーよりも、ブルーやイエロー、レッドといった鮮やかなカラーの展開が多い傾向にあります。
タイニーバーキンの具体的な買取価格について
タイニーバーキンは現在、海外を中心に二次流通の市場でも人気が高く、流通数も極めて少ないアイテムのため買取価格が上昇しています。
買取相場は150万円〜200万円前後
具体的な買取価格に関しては、状態が良い品物でおおよそ「150万円〜200万円」が目安となります。
2011年当時の定価は50万円ほどですので、3倍以上のプレミア価格となっています。
バーキンは非常にリセールバリューが優れているバッグですが、ここまで大きくプレミアとなっているアイテムは少なく、思いつく限りではバーキン25オンブレ（リザードナチュラ）くらいかと思います。
タイニーバーキンがいかにプレミア化しているかお分かりいただけると幸いです。
色や素材の人気傾向
タイニーバーキンは色や素材によって買取価格が異なります。
人気の傾向としては通常のバーキンと同じく、ブラックやゴールド、グレー系といった定番カラーであれば、買取価格も200万円前後となります。
ただし通常のバーキンよりも、全体的に鮮やかなカラーでの生産数が多く「ローズティリアン」「トスカ」「ライム」「ブルーエレクトリック」「セレスト」「アップルグリーン」といった、バーキンだとややお値段がつきづらいようなカラーのモデルがほとんどです。
また素材に関しては、スイフトよりもエプソンの方が高値がつきやすく、素材の違いだけでも20万円前後は変わってきます。
タイニーバーキンを売却するときのポイント
タイニーバーキンは現在大幅なプレミア価格となっていて、品物によって金額も大きく変わってきます。
ここではタイニーバーキンの査定ポイントについて解説しています。
ショルダーストラップの有無が査定に大きく影響する
タイニーバーキンには専用のショルダーストラップが付属します。
このショルダーストラップはタイニーバーキン及びタイニーケリーにだけ付属する専用のものとなっており、単体でも価値が高いです。
そのためショルダーストラップが欠品してしまうと金額に大きく影響するためご注意ください。
通常のバーキンと異なりカデナとクロシェットなどは付属しないため、ショルダーストラップさえあれば査定が大きく下がるということはありません。
コレクターズアイテムのため状態の良し悪しが重要
タイニーバーキンは現在海外の需要が高いコレクターズアイテムです。
そのため状態が悪い品物は大きく買取価格が下がってしまう傾向にあります。
実際に弊社の事例としては、タイニーバーキンのお査定において状態が著しく悪い品物はあまり見たことがありません。
普段使いには適さないようなサイズ感のため、お持ちの方でも頻繁に使用しているケースというのは少ないのではないかと思います。
しかしながらスイフト素材のアイテムに関しては、細かな爪傷や擦れ傷がつきやすいため、状態は保存環境にも依存します。
そういった点も含めて、スイフト素材のモデルに関しては、ややお値段がつきづらくなっています。
まとめ
タイニーバーキンは小型サイズのバーキンで、現在では生産されていない希少なバーキンの一つに数えられます。
当時は定価50万円ほどで、発売当初はプレミア価格ではなく定価以下で流通していました。
しかし近年はレアアイテムとして、定価を大きく上回る金額でお買取可能です。
FIRSTCLASS-ファーストクラス-は貴重なエルメス製品を最新の相場でご案内しております。
お持ちのタイニーバーキンの売却を検討している場合には、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
