「バーキン40」はバーキンの大容量モデルとして、登場初期から展開されています。
しかし一般的なバーキン30、35と比較するとかなり流通数が少なく、街で見かけることも少ないという印象があります。
そんなバーキン40は近年かなり相場が高騰していて、元々の生産数も少なさもあり、以前より高値で売ることができるようになりつつあります。
ここではバーキン40の人気や買取の傾向、査定のポイントなどを詳しく解説しています。
「バーキン40」はバーキンの大容量モデルとして、登場初期から展開されています。
しかし一般的なバーキン30、35と比較するとかなり流通数が少なく、街で見かけることも少ないという印象があります。
そんなバーキン40は近年かなり相場が高騰していて、元々の生産数も少なさもあり、以前より高値で売ることができるようになりつつあります。
ここではバーキン40の人気や買取の傾向、査定のポイントなどを詳しく解説しています。
目次
普段使いするにしてはかなりサイズが大きく、正直以前までは“人気の低いサイズ”と中古市場では位置付けられていました。
ですが近年SNSなどの普及によって、数多くの男性セレブがバーキン40を着用しているシーンが拡散され、メンズ需要を徐々に獲得しています。
そのため、バーキン35までは女性向けモデル、バーキン40以上は男性向けモデルとして中古市場での価値が定着しつつあり、買取相場も高騰傾向にあります。
バーキンのサイズ展開は主に「25cm」「30cm」「35cm」が一般的ですが、さらにそれより大きなバーキン40サイズが存在します。
それ以上のサイズ展開としては「45cm」「50cm」「55cm」まで製造されてはいますが、いずれもお目にかかることのほぼない希少なモデルとなっているため、一般展開されている最大のサイズは「バーキン40」だと思っていただいて良いと思います。
40だからといって大きな仕様の変更はありません。
しかし大型のバーキンと似たモデルに「オータクロア」もあるため、バーキン40なのかオータクロア40なのかは一見わかりづらい印象です。
オータクロアの買取について詳しく見る
バーキン40は大型のため女性が持つには用途が限られますが、男性であればビジネス用や旅行用バッグなど様々なシーンで持てるサイズ感です。
そのためメンズ需要がメインで、35cm以下のレディース向けのバーキンとは人気の傾向が異なります。
バーキン40は小さめサイズに比べると、カラーバリエーションがそれほど多くありません。
基本的には「ブラック」「ダークブラウン」「ゴールド」「エトゥープ」「ダークグレー(グラファイト、エタン、グリアスファルト等)」がメインで展開されていて、よりシンプルな色、かつシックな色の需要が高いです。
人気はブラックがもっとも高く、ベージュ系よりグレー系の方が人気が高い傾向にあります。
それ以外の鮮やかなカラー「オレンジ」「ブルージーン」「ホワイト」などは、バーキン40となると極端に人気が下がってしまいます。
レディースのバーキンは本体がどのカラーであってもゴールド金具の方が人気が高いです。
しかしバーキン40に関しては、シルバー金具も需要が高く人気にさほど差がないのも特徴です。
古い素材のモデルに関しては、ゴールド金具の方がヴィンテージ品らしい風格が出やすく、シルバー金具の方が現行品と変わりない印象を受けます。
アルデンヌやクシュベルといった素材のバーキン40に限れば、ややシルバー金具の方が高値が付きやすい傾向にあります。
バーキン40はここ二年くらいの間に相場がかなり高騰しています。
それ以前は、バーキンでもっとも値段が付きづらいとされている「バーキン35」とほぼ同額程度の相場となっていました。
ですがメンズ需要を獲得したことバーキン40の買取相場も上昇し、状態の良い品物はバーキン30と同水準くらいの金額のご提示が可能です。
バーキン40は最近人気が上がったこともあり、新しめの刻印の品物に高値が付きやすいです。
具体的にはT刻印(2015年製造)以降くらいのモデルであれば、中古品でも100万円以上でお買取できるケースが多いです。
100万円以上の買取価格が付く品物の条件に関しては、状態が良いことに加えて以下のようなポイントを抑えてる必要があります。
中古相場において本体カラーはもっとも重要な要素です。
上の項目でも解説したように需要が高い「ブラック」「エトゥープ」であれば、100万円以上値がつく可能性が高いです。
新品であればブラックの需要も高いですが、中古品で状態の良いグレー系のバーキン40は流通数が少ないため、エトゥープの方が中古買取価格は高い傾向にあります。
似た系統の色としては「エタン」「グリアスファルト」といったグレー系の人気カラーも相場は高いです。
「ディープブルー」や「ブルーニュイ」とネイビー系の色も、バーキン40に限っては相場が高く、状態の良い場合には100万円以上の買取価格となるケースもあります。
現行のバーキン40の素材は以下のバリエーションがあります。
バーキン40においては「トゴ」「トリヨンクレマンス」といった柔らかめの素材が人気です。
「エプソン」はやや硬めの素材ですので、大きめのバーキン40だとやや扱いづらいといった評価となっております。
新品であれば素材による大きな金額差はありませんが、中古でのご評価となるとトゴやトリヨンの方が値段が付きやすい傾向にあります。
バーキン40は製造年によって金額がかなり変わる傾向にあります。
製造が古い品物は状態が悪いケースが多いというのも関わってきますが、同じ条件のバーキン40でも製造年の違いが以下のような金額差となります。
また、現行の素材ではない「アルデンヌ」「クシュベル」「フィヨルド」といった素材だと、ABランク程度のお品物でも買取相場は「50万円-70万円前後」が目安です。
バーキン40は他サイズと比較しても、大型のため定価が高い傾向にあります。
現在のエルメス正規店での定価販売価格は以下です。
素材 | 税込定価 |
---|---|
トゴ・トリヨンクレマンス | 1,738,000円 |
定価が高い分、定価以上でのお買取できるモデルはカラーが限定されます。
上記したもっとも人気カラーの「ブラック」「エトゥープ」であれば、新品買取相場は190万円-200万円前後となっており定価以上でのお買取が可能です。
しかしそれ以外のカラーに関しては、定価とほぼ同額かそれ以下となってしまう確率が高いです。
買取価格は200万円ほどとかなり高額ですが、バーキン40は定価もその分高額なため、大幅に定価を上回ることは難しい状況となっています。
定価以上で売れるバーキンについて詳しく見る
バーキン40は数年前までは状態の良い中古品でも、買取相場60万円前後くらいの低い相場でした。
しかしメンズ需要が急速に拡大したことで、全体的に20万円くらい買取相場も上昇し、かなり高価でお買取できるようになっております。
大まかな買取傾向はレディースのバーキンと似ている箇所がありますが、バーキン25やバーキン30で人気の色だからといってバーキン40では高いと限りませんし、シルバー金具も人気が高い点など買取相場の傾向も異なります。
少なくとも以前と比較して、かなり相場も高騰しているため、バーキン40のご売却を検討されている場合には、お気軽にご相談ください。
出張買取をご希望される方は、以下の項目を入力して日時をご指定いただくと査定員がご自宅にお伺いいたします。
ご自宅にいながら商品を送るだけで査定額が分かります。配送費は当社がご負担いたします。