クロコのバーキンの買取価格を徹底解説!事前に知っておきたい相場の知識と査定ポイント

最終更新日:2022/05/16
公開日:2022/04/12

数あるエルメスのバーキンの中でも“クロコのバーキン”は特別な一品です。

生産数も限られているだけでなく価格帯も通常のバーキンの数倍以上と、ブランドバッグの最高峰だといって間違い無いでしょう。

ここではそんな“クロコのバーキンの買取事情”について詳しく解説しています。

どんな品物が高値が付きやすいのか?だけではなく、具体的な買取事例も交えてわかりやすくご紹介しています。

バーキン買取TOP

目次

バーキンクロコの買取傾向について

クロコのバーキンに関しての基本的な買取傾向は通常のバーキンと大きく変わりはありません。

  • 人気のサイズの傾向
  • 人気の色の傾向

この辺りはほとんど同じです。

しかしクロコ素材特有の色や素材などがありますので、掘り下げて解説していきます。

通常バーキンと同じく小型サイズが人気

バーキン25ブルーエレクトリックニロティカス

サイズに関しては、通常のバーキン同様に「バーキン25」「バーキン30」「バーキン35」がメインで展開されています。

近年の傾向としては、小型のバーキン25が高値が付きやすく、大きめのバーキン35はやや値段が付きづらい傾向にあります。

状態が悪いと仮定しても「バーキン25であれば買取相場は最低250万円」となるのに対して「バーキン35であれば最低150万円」ほどとなります。

色によって大きく買取相場が異なる

色の人気は買取相場に大きく影響するポイントです。

近年の傾向としてはブラックやグレー系のカラーなどの人気が高い一方で、鮮やかな色はやや人気が低めになっています。

買取相場が高いクロコの色

下記のモノトーン系のカラーは人気が高く、買取相場も高くなっています。

  • ブラック
  • ベトン
  • パールグレー
  • グラファイト
  • グリトゥルトゥリエール(トゥルティエールグレー)
  • オリーブ

また、鮮やかではありますが「ローズシェヘラザード」「フューシャピンク」などのピンク系の色味に関しては、クロコ素材では比較的人気が高いと言えます。

買取相場が安いクロコの色

また、下記のような古い年代のクロコのバーキンに多いカラーは、やや買取相場が安めの傾向にあります。

  • コルヴェール
  • オレンジポピー
  • アニスグリーン
  • ルージュ
  • ミール
  • ナチュラル
  • ショコラ

この辺りは中古品だと状態が良くても300万円前後くらいが買取相場の上限となっています。

シャイン(リセ)とマットはどちらが人気?

マットタイプのクロコ素材

クロコのバーキンには各色「シャイン(リセ)」と呼ばれる光沢があるタイプと「マット」と呼ばれる光沢がないタイプの二種類が存在します。

現在では“どちらも人気に大きく差がない”状態となっています。

クロコのバーキンに関しては流通数がかなり少ないため、トレンドの影響を受けやすい傾向にあります。

直近で見ても3-4年前にはマットが人気で、2年前にはシャインの方が人気が高い時期がありました。

現在ではイーブンくらいになっていますが、あくまでトレンドによるものなので、時期によっては若干が差が出ることがあるためご注意ください。

クロコ素材のランクや種類

ポロサスのバーキンクロコ

エルメスで使用されるクロコ素材には以下の種類があります。

  • ポロサス(イリエワニ):∧
  • ニロティカス(ナイルワニ):・・
  • アリゲーター(ミシシッピワニ):□

同じワニ革ですが、それぞれに特徴があり、正面のHERMES PARISの刻印部分にそれぞれの種類を表す記号が押されています。

中でも一番高額なのが「ポロサス」素材となっていて、定価も高いですが買取相場も一番高いです。

他の素材と比較するとクロコの目の部分が小さく、スモールクロコとも呼ばれる人気素材です。

ニロティカスとアリゲーターに関しては定価が同額ですが、やや目が小さめのニロティカスの方が人気が高い傾向にあります。

細かな違いですが、高値が付きやすいクロコ素材の順番は「ポロサス>ニロティカス>アリゲーター」となっています。

バーキンクロコの具体的な買取相場について

バーキンは非常にリセール率に優れたブランドバッグです。

ですが、高額なクロコのバーキンは通常のレザー素材のバーキンと比較すると、ややリセール率が下がってしまう傾向にあります。

ただ定価が極めて高額なため、通常のバーキンよりも高く売却できることは間違いありません。

年代が新しい品物は300万円以上が目安

クロコのバーキンは同じ色や素材でも製造年によって買取価格が大きく変わります。

通常のバーキンにおいても製造年の新しさは査定に影響するポイントの一つですが、クロコのバーキンは価格帯が高く製造年の違いによって100万円以上の差が付きます。

ある程度状態が良い(ABランク以上)だと仮定した場合、大体のお目安としては、

T刻印以降(2015年以降の製造)

  • バーキン25:400万円〜
  • バーキン30:300万円〜
  • バーキン35:250万円〜

新しめの製造のクロコのバーキンであれば300万円前後が目安となり、それ以下になるケースの方が少ないです。

□I刻印〜□R刻印(2005年〜2014年の製造)

  • バーキン25:300万円〜
  • バーキン30:250万円〜
  • バーキン35:200万円〜

あくまで目安にはなりますが、15年以上前の製造となるとかなり値段が付きづらくなってしまいます。

定価に対してのリセール率はおよそ40%くらいが目安となってきます。

古い状態が悪い品物でも150万円以上が目安

上記でご紹介した2004年以前のお品物になると、やや古いバーキンとなってきます。

クロコに関してはかなり繊細な素材であるため、年数が経つと経年劣化によるひび割れなども起こりやすく、古いクロコのバーキンでAランク以上のご評価となる確率は非常に低いです。

実際に状態が悪い古めのバーキンに関しては、

  • バーキン25:〜250万円前後
  • バーキン30:〜200万円前後
  • バーキン35:〜150万円前後

色や素材などの条件によって異なりますが、大体上記の金額を上限としたお目安となります。

内側がキャンバス製の古いバーキンクロコ

また、古いクロコのバーキンは内側がキャンバス素材となっているモデルが多く、現行品と仕様が異なる品に関しては、やや買取相場が下がってしまいます。

内側がキャンバス素材であれば、2003年以前くらいの製造の品であると覚えておいても良いかと思います。

近年人気が高く買取相場が上昇しているバーキンタッチ(クロコ)

2018年に新作として登場した「バーキン タッチ」は、フラップとハンドルとベルト部分が「クロコ素材」、その他は通常の「トゴ」「トリヨンクレマンス」などのレザー素材が使われたモデルです。

いわゆる“クロコのバーキン”と違って、一部のみにクロコ素材が用いられているモデルとなりますが、近年非常に人気が高く、買取相場もやや上昇傾向にあります。

バーキンタッチは定価が250万円〜と全部クロコのバーキンの半額くらいです。ですが人気が高いため、買取率は通常のクロコだけのバーキンよりも高めな傾向です。

新品であれば、買取相場は300万円前後と定価以上でのお買取ができるモデルも多数あります。

バーキンタッチについて詳しく見る

クロコのバーキンは定価以上のお買取はほぼ不可

クロコのバーキンは現状の相場状況ですと、定価以上でのお買取はほぼ不可能となっています。

もっとも安いバーキン25(アリゲーターorニロティカス)に関しても、定価は560万円前後と非常に高額となっており、定価以上でお買取できるケースはパーソナルオーダー品など希少な品がほとんどとなっています。

新品でも定価の60%~80%の買取相場

クロコのバーキンは新品でも定価以下となるケースが多く、ブラックやグレー系などの人気色であっても定価以上でお買取できるモデルはほぼありません。

バーキン25(ブラック・ニロティカス・GLD金具・新品)などの人気のモデルに関しても、

  • 定価:5,665,000円
  • 買取相場:500万円前後

やや定価以下となってしまいます。そのためその他鮮やかなカラーなどに関しては、人気のバーキン25であっても定価を100万円以上下回ってしまうこともあります。

バーキン30やバーキン35となってくるとさらに定価も高額となり、新品でも定価の50%〜60%となってしまうケースもあります。

バーキン ヒマラヤのみ定価以上でのお買取が可能

定価以上で買取可能なバーキンヒマラヤ

現状クロコのバーキンで確実に定価以上でお買取できるモデルが一つだけあります。

それは「バーキン ヒマラヤ」というクロコの中でもさらにワンランク上とされる希少なバーキンです。

素材はニロティカスマットを使用したモデルですが、染色されていない天然の白いワニ革を用いたバーキンヒマラヤは希少価値が高くプレミア価格が付いています。

バーキン25サイズでも定価800万円以上と通常のクロコ以上に高額なモデルですが、買取相場も1000万円以上と定価以上となっています。

バーキンヒマラヤについて詳しく見る

バーキンクロコを売る時の注意点

クロコのバーキンを売却する際の注意点を解説しています。

通常のバーキンよりも高額なクロコ素材のバーキンは生産数も少なくどれも一点物のような扱いとなります。そのため少しの差が大きな買取価格の差を生むため注意が必要です。

付属品の有無は査定に大きく影響

バーキンの査定において重視される付属品は以下の二点です。

  • カデナ(鍵2本)
  • クロシェット

この二つは通常のバーキンでも数万円から最大10万円くらいの減額となる付属品です。

クロコのバーキンに関しては、表面にクロコ素材が巻かれた特別なカデナ、クロコのクロシェットが付属するため、通常のバーキンの付属品よりも一点の価値が高くなります。

欠品してしまうと少なくとも10万円以上の減額となってしまうため、必ず合わせて査定に出すことをおすすめします。

クロコ素材は修理が不可のため状態が重要

クロコのバーキンも基本的に状態の判断基準は通常のバーキンと同じです。

  • ハンドルのコパ割れ、黒ずみ、劣化
  • バッグ四隅の擦れ、汚れ、傷
  • 金具の擦れ、小傷
  • 内側の小傷汚れ、押し跡

これらを重点的に拝見し総合的に状態ランクとしてご評価しています。

特にクロコ素材は通常のレザーのようにメンテナンスが難しく、一度傷が付いてしまうと直したり回復したりすることができません。

そのため少しの傷や汚れなどが、査定に大きく影響する傾向にあります。

買取価格が高額な分相場の変動も激しい

クロコのバーキンは最低でも買取価格が200万円前後、平均しても300万円前後と非常に高額です。

そのため相場の変動が激しく、買取する時期によって数十万円以上の差が出ることも珍しくありません。

特に人気の高いモデルや、新しいモデル(製造刻印が新しい品)などは、時期によって大きく変わる傾向にありますので、実際にご売却を検討されている際には“相場が良いのか悪いのか”も気にかけていただけると良いかと思います。

実際に相場が一番高い時を狙うというのは現実的には難しいですが、ファーストクラスでは現状の相場の良し悪しなどに関しても、お電話などで親身に説明しております。

バーキン全般に言えることですが、クロコのバーキンは特に相場によって買取価格が大きく変わるというのを覚えておいていただけると幸いです。

まとめ

クロコのバーキンは通常のレザーのバーキンよりも高くお買取できます。

しかし金額が高価な分、色や素材などの条件や状態の良し悪しや年式によって金額が大きく異なる傾向にあります。

そもそも流通数が少ないため、全てが一点もののような扱いとなり、より専門知識に長けたお店で査定することも重要です。

ファーストクラスではバーキンやケリーといったエルメス製品をより専門的に取り扱いしています。

クロコのバーキンなど相場の把握が難しいお品も、常にさまざまな市場での調査をし、最新相場でお買取することを努めております。

お電話やLINEなどからでもお目安の買取価格のご案内もしております。

手元にご売却を検討されているお品物がありましたら、是非お気軽にご相談ください。

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