バーキン不動の人気色「ブラック」「エトゥープ」の買取相場について徹底解説!

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バーキンの中でもっとも人気が高い色は「ブラック」と「エトゥープ」です。

時代と共に色のトレンドは移り変わっていきますが、この二つにおいては、いつの時代も圧倒的な人気があります。

今回はバーキンの人気カラーである、二つのカラーに注目し、具体的な買取価格の目安や、同系統で人気の高いカラーなどについても解説しています。

FIRSTCLASSのバーキン(ブラック)の買取事例を全てチェックする

FIRSTCLASSのバーキン(エトゥープ)の買取事例を全てチェックする

バーキンの人気色の傾向

人気が高いエトゥープのカラー
人気が高いエトゥープのカラー

エルメスのバーキンは色によって人気が異なるため、それによって中古市場での流通価格であったり買取価格が変わってきます。

人気のカラーであればあるほど正規店では入手しづらく、中古市場での需要が高いため、価格が高騰しており、人気が低いモデルはその分安く流通しています。

もっとも人気が高いブラックとエトゥープ

バーキンは“普段使いしやすい色”ほど人気が高いです。

簡単に言うと人によって好みが分かれない無難な色ほど、需要が高く金額が高騰しやすいです。

特に下記の二つは人気が高く、初めてバーキンを購入するという人にも選ばれるカラーです。

  • ブラック(ノワール)
  • エトゥープ

そのため、バーキンの中でも最も安定した需要があり、相場が高い色とされています。

シンプルな定番色は人気が高い

エトゥープやブラック以外でも、ブラウン系で定番の「ゴールド」、ホワイトベージュ系「クレ」などは人気が高いです。

こちらはやや需要やトレンドによって人気が上下しますが、エルメスの人気色の一つであることは間違いありません。

比較的どんなシーンでも合わせやすいシンプルな色味であるという点は、どれにも共通している部分です。

エトゥープと似たグレー系のカラーについて

「エトゥープ」に似ているグレー系カラーは他にも数多く展開されています。

下記のようなグレー系の色も、多色と比較すると人気が高い色とされています。

グリアスファルト

エトゥープよりやや灰色味が強いものの、もっともエトゥープに近い色だと思います。

近年は生産数も少ないため、見かけることが減ってきてはいますが、高級感のあるグレージュとして真っ先に挙げられます。

エタン

エタンはグレー味が強い、エルメスの定番色とされるカラーの一つです。

比較的流通数が多く、グレー系の中でもエトゥープに次ぐ安定した人気を誇ります。

グラファイト

グレー系統のカラーでも限りなく黒に近い色が「グラファイト」です。

かなり流通数が少なく、大型のバーキン35やバーキン40などでの展開が多く、近年ではあまり見かけないレアカラーです。

トゥルティエールグレー(旧グリトゥル・トゥリエール)

トゥルティエールグレーは少し薄めベージュに近いカラーで、グレー系の色の中では一番初期からあるカラーの一つです。

20年以上前の古いバーキンから、現行品でも生産されていて、定番色の一つとも数えられます。

グリメイヤー

2022年に登場した新色で、グレー味が強い灰色といった色味です。

新色なのでまだ相場が高いものの、エトゥープなどのようにベージュ系のテイストがないため、やや人気が下がってきている印象です。

トレンドに激しく左右される鮮やかなカラー

鮮やかなカラーはトレンドに左右されやすい
鮮やかなカラーはトレンドに左右されやすい

シンプルとは真逆の鮮やかなカラーは、トレンドによって大きく人気が左右されます。

現在バーキンの中でも市場価格が高い鮮やかなカラーは「ローズサクラ」「モーヴペール」という薄いピンク系の色です。

2016年に登場したローズサクラは出始めから相場が急騰し、現在でも定番色と同等の人気があるカラーです。モーヴペールはローズサクラに近い色ですが、2022年の新色として発表されたため人気が高いです。

ただし、定番色と比較すると相場の変動が極めて大きいです。

薄いピンク系のカラーはある程度人気を保っていますが、これは鮮やかなカラーの中では例外中の例外で、おおよそは新色として登場した年が相場のピークとなる傾向があります。

色以外の要素に関しては、こちらで詳しく解説しています。

ブラックとエトゥープのバーキンの具体的な買取価格

ブラックとエトゥープはもっとも安定して高値が付きやすいです。

ここでは、実際にファーストクラスの過去の買取実績などを交え、具体的な買取価格についてご紹介します。

中古でも定価以上で売れる確率がもっとも高いブラックとエトゥープ

上記買取事例は、いずれも中古品のバーキンにおける事例となっています。

ブラックとエトゥープは“定価以上で売れる確率がもっとも高い”バーキンの色です

厳密には色以外にサイズや状態なども、買取価格に大きく影響するため、条件をクリアする必要はありますが、少なくとも色に関しては、この二つ以上に高値がつくカラーはありません。

人気の低い大型サイズでも買取価格が高い

バーキンはサイズが大きいアイテムは買取相場が安い傾向にあります。

特にバーキン40はメンズ需要が多いため、色によって買取価格の差が大きいです。

しかしブラックとエトゥープはメンズ需要も高いため、大きなサイズなどの場合でも、多色と比べ買取価格が高いです。

古い年代のアイテムでも高く売れる

バーキンは通常製造年が古くなればなるほど、市場価格は下がっていきます。

しかし色の人気が安定して高いため、古いアイテムでも中古需要があります。昔流行った色ではなく普遍的な人気のカラーのため、多少製造が古くても、新しめの多色より需要が高く、買取相場も高い傾向にあります。

新品なら買取価格250万円前後が目安

新品の大体の買取相場の目安としては250万円前後が基準となります。

モデル新品買取相場
バーキン25(ブラック/トゴ)280万円〜300万円前後
バーキン30(ブラック/トゴ)240万円〜260万円前後
バーキン25(エトゥープ/トゴ)275万円〜295万円前後
バーキン30(エトゥープ/トゴ)240万円〜260万円前後

ブラックとエトゥープであれば、さほど大差はありませんが、その時々の市場の流通数によってエトゥープが10万円くらい高かったり、ブラックの方が高かったりします。

もちろん相場の影響もありますが、安定して需要があるため、トレンドによる変動もかなり少ないです。

色によって定価は同じでも資産価値は異なる

バーキンをエルメスのブティックで購入する場合、色による定価の違いはありません。

ただし、買取時の金額は色によって大きく変わり、現在の相場においては、色以外の項目が同条件の場合でも、色が違うだけで最大で50万円以上金額差が出る場合があります。

流行りの色がある以上、人気が廃れてしまう色もあり、そういったアイテムは年数が経てば、大きく価値が下がってしまいます。

その点、ブラックやエトゥープは、少なくともこの20年間くらいは相場が安定しており、今後も大きく下落することは考え難く、長期的に見た時資産価値が高いバーキンのカラーとなることが予想できます。

まとめ

バーキンは、ブランド品の中でも、極めてリセールバリューに優れたアイテムです。

近年は需要が増えているのに対して、ハンドメイドのバーキンは正規店での購入が難しく、プレミア価値も上昇しています。

バーキンの中でも「ブラック」「エトゥープ」といった人気定番カラーは、需要が極めて高いため、使っていても高くお買取できるバーキンとなっています。

ファーストクラスではバーキンの海外市況に基づき、最新の相場にてお買取させていただきます。

お手元のバーキンのご売却を検討されている場合には、お電話やLINEにて是非お気軽にご相談ください。

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この記事を監修した人

小林嶺

代表取締役

小林嶺