「HERMES(エルメス)」のバーキンはとても資産価値が高いバッグです。
使っていても定価以上で売却できるケースも多く、革製品でありながらリセール率がとても高いです。
バーキンは現在「25・30・35」の三つのサイズがメインで展開されており、サイズによる人気の差も大きく、近年は小型のサイズの方が人気の傾向となっています。
ここでは“もっとも値段がつきにくいとされているバーキン35”の実際の買取価格や相場の傾向について解説しています。
「HERMES(エルメス)」のバーキンはとても資産価値が高いバッグです。
使っていても定価以上で売却できるケースも多く、革製品でありながらリセール率がとても高いです。
バーキンは現在「25・30・35」の三つのサイズがメインで展開されており、サイズによる人気の差も大きく、近年は小型のサイズの方が人気の傾向となっています。
ここでは“もっとも値段がつきにくいとされているバーキン35”の実際の買取価格や相場の傾向について解説しています。
目次
現在バーキンは「25・30・35」がメインで展開されていて、少量生産にてバーキン40以上が展開されています。
ただしバーキン40以上はメンズ向けのサイズと位置付けられていますので、レディース向けサイズは25~35となっています。
近年は小型のバーキンの方が人気が高く、バーキン35は中古市場では一番人気の低いサイズとされています。
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バーキンは正規店で購入すると、サイズが大きくなるほど定価も高くなります。
サイズ | 定価(税込) |
---|---|
バーキン25(トゴ) | 1,331,000円 |
バーキン30(トゴ) | 1,452,000円 |
バーキン35(トゴ) | 1,628,000円 |
ただし、中古市場で購入しようとすると、一番安く購入できるのがバーキン35となっています。
現在サイズごとのバーキンの中古市場での販売相場は以下となっています。
中古市場での販売相場は、小型で定価の安いモデルほど高値となっていて反対に定価が高い大きめのサイズや相場が安くなっています。
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バーキンは1984年に初めて一般的販売されて以来、エルメスのシンボルバッグとして人気を博しています。
当初はバーキン35での展開のみとなっていましたが、のちにバーキン30が登場し、2004年に現在もっとも人気の高いバーキン25が展開されました。
そのため歴史の古いバーキン35ではありますが、ファッショントレンド自体が小型のバッグに移行していったことによって徐々に人気が下がってきたという印象です。
現在はエルメスでも生産数が減ってきていて、新品のバーキン35などは中古市場ではやや珍しくなりつつもあります。
ファッショントレンド自体がまた変わってくると、今後人気が戻る可能性も大いに考えられます。
バーキン35の定価は現在160万円前後〜と高額となっています。
中古市場での人気が低いため、新品でも限られた人気モデルのみがギリギリ定価以上で売却できるという相場となっています。
中古品の場合、希少なモデルなどを除く通常モデルに関しては、例外なく定価以上でのお買取はまず不可だと思っていただければと思います。
ファーストクラスでは主にエルメス製品を専門にお取り扱いしており、中でもバーキンやケリーには力を入れてお買取しております。
ここでは、弊社の実際の買取事例を参照にしながらバーキン35の具体的な買取価格について解説していきます。
サイズに限らず、バーキンは色や素材などの人気によって大きく買取価格が変わる傾向にあります。
バーキン35はもっとも初期から生産されているモデルですので、色や素材の展開が多いのが特徴ですが、主に以下のような傾向で人気のモデルかそうでないモデルかをチェックしてみてください。
大きく二点の項目が「高値で売れるかどうか」の見極めに重要となってきます。
現在人気とされているカラーは以下です。
これ以外にもグレー系の「エトゥープ」「エタン」に似た色であったり、ホワイトベージュ系の「クレ」に似た色なども人気が高いです。
反対に鮮やかな色に関しては、ブルー系、レッド系、オレンジ系などいずれも人気は低めとなっています。
色の人気によって、大体20万円〜30万円前後買取価格が変わってくる傾向にあります。
同じカラーでも使われている素材で金額に開きが出てきます。
現行品で用いられているため高くお買取できる傾向にある素材は以下です。
中でも傷がつきにくくカジュアルシーンでも着用しやすいとされる「トゴ」「トリヨンクレマンス」が現在ではもっとも人気が高くなっています。
反対に現在ではほぼ製造されていない廃盤素材が以下です。
これらは現行素材と比較すると、かなり相場が落ちてしまう傾向にあります。
ざっくりとした目安にはなりますが、
中古品でも、現行素材のバーキン35であれば買取相場は「60万円〜100万円」廃盤素材であれば「30万円〜70万円」ほどが目安になってきます。
古いバーキン35の中には、現在では珍しい希少なバーキンとして人気の高いモデルも存在します。
そうしたモデルに関しては、通常のレザーのバーキンよりも高い金額でお買取が可能です。
バーキン35の人気が他のサイズと比較すると低いため、大幅なプレミア価格がついていたり、定価以上で売れるモデルは全体的に少ないですが、近年相場が上がったモデルは多数あります。
古いバーキン35の珍しい素材としては、
これら全て通常のレザーモデルよりは買取相場が高くなっています。
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バーキンには製造年を示すシリアルナンバーが刻印されています。そのため刻印を見れば、いつ製造されたモデルなのか一目でわかります。
中古市場においては製造が新しいモデルほど高値で取引されていて、古くなればなるほど価値が下がっていく傾向にあります。
状態の良し悪しも査定価格に影響する大きなポイントではありますが、製造がいつなのかという点も同じく重要です。
20年以上前に製造された古いバーキン35は、どんなに状態が良い場合でも買取価格は80万円ほどが上限となるケースが多く、状態が悪く古い品物の場合買取価格が30万円ほどとなってしまうこともあります。
ただし、それでも30万円でお買取できるというのはバーキンの高い資産価値がを意味しています。
古いバーキンの買取について詳しく見る
最後にバーキン35を少しでも高く売るための査定ポイントなどを解説しています。
バーキン35は古い品物や状態が悪い品物でも、査定額は数十万円以上となる高額な品物です。そのため少しのポイントで査定価格を大きく変わるケースもあるためご注意ください。
バーキンに関しては新品中古問わず付属品を揃えてから売ることをおすすめします。
付属品といっても箱や保存袋は新品の場合以外、弊社では付属品の有無は査定対象外としています。
ただし「カデナ(それに伴う鍵2本)」「クロシェット」の有無は、新品中古問わず欠品すると減額となってしまうためご注意ください。
減額幅に関しては、モデルによって異なりますが「5万円〜10万円程度」査定が下がってしまうケースがほとんどです。
年数が経過している品物に関しては、外見の傷や汚れ以外にも金具の傷やくすみなどが発生する事例も多いです。
査定前に少しでも綺麗にしていただくことをおすすめします。
特に金具部分に関しては、柔らかい布などで拭いていただければ回復する汚れも多く、それだけで査定時の印象は異なります。
弊社ではそういった傷や汚れの有無を細かく把握し、正確に査定価格をご提示できるよう努めておりますが、その場の判断で落ちると断定できない傷や汚れがあることも事実です。
社外での磨きサービスや色塗り補正などは査定にマイナスとなる可能性が非常に高いためおすすめできませんが、自らでできる範囲の内側の汚れなどを取り除いたり、金具部分を綺麗にしていただく分には査定がアップする可能性があります。
バーキン35はもっとも値段がつきづらいバーキンではありますが、バーキン自体の相場はここ数年で大きく高騰しています。
以前は60万円前後でお買取していたモデルが、今年に入ってから100万円でお買取できるといったケースも増えており、相場は良い時期を迎えています。
バーキン25やバーキン30と比較してしまうと買取率が下がってしまうことを否めませんが、他のエルメスバッグやその他ブランドのバッグと比較すると、非常に高いリセールバリューがあります。
特に古い品物でも状態が良い場合には、想像超える金額でお買取できる品物も多いかと思います。
ファーストクラスでは国内市況だけでなく、海外相場の情報を常に取り入れ最新の買取相場にてご案内させていただいております。
お手元のバーキン35の売却をご検討されている場合には、是非お気軽にご相談ください。
出張買取をご希望される方は、以下の項目を入力して日時をご指定いただくと査定員がご自宅にお伺いいたします。
ご自宅にいながら商品を送るだけで査定額が分かります。配送費は当社がご負担いたします。